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今年のキリン園の白ランモンスト

 白ランモンストと三角白ランの交配した種子を地元カクタスクラブの方から頂いたので蒔いてみました.発芽はまずまずでした.間も無く普通の5稜の白ランに混じって,明らかに稜線が波打ったり,不連続になったりするものが見られ,そうしたものを選んでキリンに乗せました.
 これはそれらしい顔になっていますね.
キリン白ランモン①2023
 接いだもののうちいくつかははっきりとした刺を出しています.これは般若由来なのでしょうか.でも普通なら白ランポーと般若ってかかりませんよね.いずれにせよ白ランモンストの複雑な遺伝的背景を垣間見た思いです.
キリン白ランモン②2023
 接木をしなかった普通顔の実生たちはこれからどう育っていくのでしょうか.全部接木したら良かったなとちょっと反省しています.

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今年のキリン園のコピたち

 今日はコピたちで.まずは黒王丸,昨年初めて黒王をキリンに乗せて見たのですが,その相性の良さにびっくり.確かに袖や竜神に乗せるとすごく大きくなるのですが,顔つきが即席肥大となります.キリンの方がまだましな気がしています.
キリン黒王2023
 ウチでは定番のコルムナアルバ.2年キリンの上に置いてから接降ろししていますが,その後に風情が出るまで我慢が必要です.
キリンコルムナアルバ2023
 今年初めて蒔いたバァレナレンシスC. vallenarensis.今はコキンバナのシノニムとなっています.これからどんな顔になるのは楽しみにしています.
キリンバレン2023
 コキンバナC. coquimbanaも初めて蒔きました.ふーんこんな顔付きかとそばを通るたびに覗き込んでいます.上のバァレナレンシスと比較すると顔色は違いますが,確かによく似た顔付きをしています.
キリンコキンバ2023
 キリン養成のコピたちの数が揃って来たら,いかに風情を出して行くかその栽培環境のトライアルを始めたいと思っています.時間が経過すればだんだんと白肌になるのは分かっています.でも「時間が経過する」の意味は何なのでしょうか.十分検討の余地はあると思います.

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今年のキリン園の刺ものたち

 今日は刺ものです.刺ものをキリンで大きくするなんて邪道だと思われているかもしれませんが,そうかも知れませんし,そうでないかもしれません.何事も結果オーライ,どうなるのかを自分で見て見たいのです.まず最初は鯱頭,小さい時からさすが鯱頭ですね,赤刺が際立っています.
キリン鯱頭2023.
 次は日の出丸,はっきり言って苦手です.ウチでは中苗以上の大きさになると必ずこじれます.以前メキシコで草むらに咲く日の出丸を見ましたが,ハウス環境下でどう育てれば良いのか未だわかりません.たくさん生えたので,ここはひとつキリンの根ならどうよ?と試すことにしました.
キリン日の出2023
 これは竜女冠,これは貴重な種子なので,迷わずキリンの乗せました.いい刺を出して来ています.ぜひ飼い慣らしたいサボテンの一つです.
キリン竜女冠2023
 以上3点はいずれも地元カクタスクラブの方々から頂いた種子です.自分では採種できないものを頂き,実生出来るのは嬉しいことです.ありがとうございました.
 そして最後は綾波.何年振りかでウチにいる綾波を交配して得た種子由来です.豪刺になる筈,と思っているのでちょっとタイムマシンに乗せたくなったのです.
キリン綾波2023
 刺ものというカテゴリーによらず,なんらかの理由で栽培が難しいもの,成長の遅いものはキリン養成が良いのではと思います.正木狂信者ではないので,元気にしていてくれたらそれで良いのです.

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今年のキリン園の太平丸たち

 6−8月にキリンチワに実生接した面々が可愛い顔を見せています.最も早く接いだものだと3ヶ月近く経っており随分と顔つきがはっきりして来ています.まずはたくさん接木した太平たちから紹介します.
 今力を入れている白花系を目指した交配,刺色が薄く根元が黄色になるものは白花になる確率が高いと見ています.この交配組み合わせではピンクと白が1:1になるはず.
キリン太平白花系2023
 次に白花同士の交配実生,種子の生産量が低く困り物.上の写真と同様な特徴が出ます.
キリン太平白白2023
 そしてサビキと呼ばれる小平丸系白花.これは白花が固定していると思われるものですが,刺色は赤いですね.さて,本当に白花になるのか.
キリン太平サビキ2023
 これはwild horizonthaloniusです.いわゆる雷帝に負けないものになるかなと期待のメンバー.いい刺を出しています.たまには野生の血を入れないと変異が先細りになります.
キリン太平パラス2023
 そして最近作ってなかった白刺翠平,もうそれらしい顔をしています。たくさん蒔いて新刺にも色が着かないものを選抜すると良いのだろうなと想像しています.これも近親交配が進まないように注意しないといけません.
キリン太平白翠2023
 今年は2022交配66系統の種子を蒔き60系統近くから実生を得ました.キリンで育成したものが全て開花するのは2025ですね.先は長いなあー,でも楽しみな宝物です.

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恩塚の芯止まり

 恩塚ランポーは今やランポーの代名詞のように国外でもOnzukaと表記されたりしています.この系統のランポーはしばしば成長点が止まり,2段重ねのような成長を示します.先日ヘキランの成長点喪失を記事にしましたが,恩塚で起こる頻度が随分と高いのです.最初はウチだけのことで,どこかボクの栽培方法に欠陥があるのかなと思っていました.でも海外のサイトのOnzukaでも同じようなことが起こっているのを見て,うーんこりゃ何かありそうだと思いました. 
 これは恩塚と亀甲の両方の血が入ったものらく,小さいときは綺麗な亀甲でしたが,ある程度大きくなると丸い扁平な恩塚系の顔になり,突然成長点が止まりました.
恩塚芯止まり①
 下のいくつかの写真は実生接ぎ木をして育成している間に成長点が止まったものです.その有り様は色々ですが,成長点喪失みたいな現象は共通しています.
恩塚芯止まり②2023
恩塚芯止まり④2023
恩塚芯止まり③2023
 これがどうしてこうなるのか,近親交配のせいなのかその原因はわかりません.ぜひ取り除きたい不良形質です.以前に報告した恩塚に出るブラインドフォームいわゆる“団子”なども不良形質の一つですが,成長点の消失という点では共通しているようにも思えます.やはり恩塚には何か遺伝的な欠点がありそうです.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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