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メヒコ3rd その50 太平丸たち

 大好きな太平丸,あんまり登場しないねと言われましたので,一挙公開.メキシコ北部では,太平丸はどこにでも居るありふれたサボテンなので,たくさんのかつ多様な太平をみることができました.
 コアウイラ州サルティーヨ付近の太平丸です.なかなか良い刺です.以下の写真を見ていただければ分かるのですが,太平は大体開けた場所に生えています.
メヒコ3rd50-①
 ウステカ渓谷の中のある丘にだけいる特異な形態の太平.若い時から稜線上のアレオレのある部位が盛り上がりイボ状になります.2枚目の写真のような若苗を見るとよく分かるのですが,日本で「クアトロシネガス」という名で一時流通した太平丸に似ています.
メヒコ3rd50-②
メヒコ3rd50-③
 トューラで黒牡丹を見た場所にも太平丸が,日本で言えば尖紅丸に近いかな.
メヒコ3rd50-④
 プエブラで鶴巣丸を見た場所での太平丸.
メヒコ3rd50-⑤
 パラス,刺の良い個体が居ました.
メヒコ3rd50-⑦
 エランパオに居た個体は白刺のように見えました.
メヒコ3rd50-⑧
 サンペドロ北にて.これまた素晴らしい株です
メヒコ3rd50-⑥
 クアトロシネガスで見たブルー肌のコロニー.
メヒコ3rd50-⑩
メヒコ3rd50-ⅺ
 どこどこ産の太平はどうだっといった生育地の括りで話をするより,どちらかといえばコロニーにより形態的特徴があると理解する方が正解かも知れません.

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メヒコ3rd その49  マミ アンソロジー

 これまで色々なマミを取り上げて来ましたが,それ以外にも外せない面々も居ました.まずはラシアカンサ(M.lasiacantha).ラシアカンサは分布域が広く幾つかの亜種が知られており,和名もいくつあって混乱しているとも言える種です.実はボクはこのラシアカンサが大好きなのですが,相性が良くなく,大きな株を作っては昇天させ作っては溶かしています.ですから,どんなふうに生きているのかとても興味があったのです.でもいたって普通に生えていました.
メヒコ3rd49-①
 株の下に幾つかの子株が見られますが,こぼれ種子で生えて来たのでしょうか.
メヒコ3rd49-②
 そしてレンタ(M.lenta).このレンタは,街のすぐ近くではありますが,どうにも取り付きにくい崖をトラバースしてようやく写真を撮ったものです.小さな株ではありますが,確かにレンタでした.
メヒコ3rd49-③
 次はポトシ(M.pottsii). 小型のマミラリアで何箇所かで見かけましたが,中刺が立っているのが特徴のようでした.この種は大和錦という和名を頂いていますが,うちにいる大和錦はもっと小型で雰囲気が違います.
メヒコ3rd49-⑥
  最後はキャンディダ(M.candida)です.園芸的に色々なタイプのキャンディダがいることは以前に記事にしました.でもこれまでの3回のメキシコ訪問で結構な数のキャンディダを見ましたが,それほどバリエーションがあるように思えませんでした.
メヒコ3rd49−⑤
メヒコ3rd49-④
 実は今回見たマミラリアのいくつかは同定不能でしたので載せていません.マミラリアは外観が似ているものが多く,種内変異もあって,俄にはこれだ!と断定でききないものが多いのです.

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メヒコ3rd その48 逞しく生きるマピミエンシス

 Echinocereus mapimiensisは結構気に入っているエビサボです.栽培下のものでもあまりに地味な風貌に蕾が大きくなっても気づかない有様です.そんな彼らが居るというので,どこだろうと期待しました.ひどく乾燥した灌木の粗林でした.こんな木の根元を棲家にしています.
メヒコ3rd48-①
 根元でシワクチャになっているのかマピミエンシスですが,分かりにくいですよね.
メヒコ3rd48-②
 近寄ってみると確かにあのマピミエンシス.どこまで地味に生活しているのかと呆れるくらいです.いえいえ,地味なのではなく過酷な環境に耐えて頑張っているのです.
メヒコ3rd48-③.
 栽培下でもちっとも緑にならず,年中赤ら顔で皺を寄せている彼らですが,それが彼らの生き方なのです.

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メヒコ3rd その47 テロ リンコネンシスの仲間たち

 テロカクタス リンコネンシス(Thelocactus rinconensis)は,多様性に富んだ種のようで,いくつかの亜種が報告されています.基本種には凛烈丸という和名が当てられていますが,あまり流通していませんね.
メヒコ3rd47-①
 壁のようになった岩の割れ目に根を張る彼らの逞しさに感心しました.
メヒコ3rd47-②
 そしてこれはT.rinconensis subsp. multicephalusと教わりました.しかし,多頭(multicephalus)という感じではなく,どちらかと言えば刺が黄色くて長いという特徴が見て取れます.
メヒコ3rd47-③
メヒコ3rd47-④
 次は日本では鶴巣丸としてお馴染みのT.rinconensis subsp. nidulansです.文句なく素晴らしい刺で,帰国して自分のハウスの鶴巣を見て情けなくなりました.
メヒコ3rd47-⑥
 空に突き刺さるようなすごい刺です.
メヒコ3rd47-⑤
 花は,テロカクタスらしい,とこか奥ゆかしい花です.
メヒコ3rd47-⑦.
 最後は,赤花のフラウテンベルゲリ(T.rinconensis subsp. freudenberugeri)です.日本で流通するフラウテンベルゲリは,刺が細く長いものが多いようです.今回見たコロニーはなるほどそのような特徴を示し,花色は確かに濃いピンクでした.
メヒコ3rd47-⑧
メヒコ3rd47-⑩
メヒコ3rd47-⑨
 リンコネンシスは,全部ひっくるめて1種が良いのか,細かく種を分けるべきか意見の分かれるところです.園芸的には細かく分けることに意味がありそうですが,こうして並べると同じ種でも良いかとも思います.

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メヒコ3rd その46 吹上の赤と緑

 アガベは全く興味のないボクですが,Agave striata はよく目につきました.日本では吹上と呼ばれるもので,メキシコのチワワ砂漠に広く分布しているとされます.これが蔓延っているところは降雨量の少ないところとみて良さそうです.葉の色は緑ばかりではなく,赤ともいえるもの,その中間型のようなものもあります.同時に生えていることから,実生集団の中で分離するのでしょうか.それとも別種が共存しているのか.
メヒコ3rd46-②
 赤いものはランドスケープの素材としてもなかなか良さそうです.写真を拡大して良く見ると成長点付近の新しい葉の根元は緑です.光に反応して色素が発現して来るようですね.
メヒコ3rd46-①
 これを見て思い出したのは欧州の公園を飾るヨーロッパブナの赤葉園芸品種.赤花品種の種を蒔くと全て普通の緑葉になると聞いたことがあるが,本当だろうか,この赤い吹上の種子からちゃんと赤いものが生まれるのかなと思いました.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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