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お子様のお目覚め

 亀甲竜のお子ちゃま達が揃ってお目覚めです.気温の低下が見られたので少し水をやって様子を見ていたのですが,期待通り萌芽してきてヤレヤレです.
お目覚め①2021
 まだ球径は500円玉より小さいぐらいで,将来亀甲模様となる表面の亀裂もほとんどありません.
お目覚め②2021
 しばらくして支柱を立ててやりました.うまくつかまってくれたようです.
お目覚め支柱2021
 これから数ヶ月間,葉の光合成産物が地下部に蓄えられ,下胚軸に由来すると思われるイモが肥大します.ですから葉を大切にすることが,地下部の肥大にとって大切ですね.

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雪絹丸の二又分枝

 雪絹丸は昔から馴染みのサボテンで,M. microtheleという学名に対応しているのですが,実はフォルモサグループ(M. formosa complex)の一員で,M. formosa subs. microtheleという学名がより一般的のようです.基幹種のフォルモサは美形丸という和名になっなっているのですが,あまり流通していません.二又分枝(dichotomous branching)で多頭になって行くのが特徴です.
雪絹丸2021
 このためOwl Eye Cactusと呼ばれるのですが,下の写真のようにちょうど二つに分かれたところは確かにフクロウ顔で,上手く言ったものだと思います.このような二又分枝は,M. crucigeraM. karwnskianaにも見られます.
雪絹フクロウ2021
 分頭しかけの様子は成長点が横長になります.
雪絹分頭開始2021
 また雪絹丸にはスーパーフィナと呼ばれるものがあるのですが,これがある特定の産地に由来するものなのか,園芸的に生まれたものか異なる見解があるようです.雪絹丸の変種または1形態というより基幹種のフォルモサの1形態という方がいいようにも見受けます.

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白美人の美白処理

 人間様はしばしば美白を求めて,日焼けを気にします.日に当たると肌の色が濃くなるのはメラニンという色素が生成されるためで,これは紫外線から大切なDNAを守るごく真っ当な生物反応です.実はサボテンたちの美白にも強すぎる太陽はいけないようです.色白は七難を隠すと言いますが,白マミは白さが命です.白美人に美白処理をして見ました.クリームを塗った訳ではありません.強く遮光して見ただけです.というのもずいぶん昔のことですが,小さな白美人を窓辺に置いておいたらとても白くてかわいかったのに,いつまでも窓辺はかわいそうかなと植え替えてハウスに移動してやったのです.確かに元気に大きくなりましたが,真っ白だったのに薄っすら茶色の刺を全身に纏うようになり,白美人から錦丸に近づいてしまいました.
 遮光処理は5月下旬に始めました.その時の姿は,こんな具合です.
美白処理前2021
 こんな風に個別に寒冷紗を掛けてやりました.
美白①2021
 そして3ヶ月後の姿です.白い美人さんはいよいよ美人さんになりました.
美白処理9月2021
 秋になったので寒冷紗は外してやりました.ずっと低照度に置いておくと流石に健康状態が悪化します.何より花が咲かなくなるんですよね.

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秋のコルムナアルバ

 残暑らしい残暑のなかった今年の9月.気温が下ったのでコピ達にざぶりと水をやりました.それに見事に反応して,コルムナアルバ達が揃って咲いてきました.日頃の変化の少ないコピ達ですが,こうして花を咲かせてくれると,それだけ新たなアレオレを作って成長していたんだなと安心します.
コルムナアルバの秋①2021
 この株のラベルを見ると2019年の移植です.来春には植え替えてやりましょう.
コルムナアルバの秋②2021
 花後の彼らの果実は毛に埋もれていてほとんど目立ちません.上部の薄皮を破って見ると沢山の種子が詰まっています.
コルムナアルバの秋③2021
 故郷チリの海岸ではどうやって種子が散布されているのでしょうね.もしかすると風散布なのかな. 

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またやられてしまった

 キリン接ぎの太平丸が齧られました.
またやられた①2021
 刺だけを残して柔らかい所をかじっています.毎年やられているし,先日そろそろ夜蛾に注意しなければと書いた所なのに,あー情け無い.
またやられた②2021
 犯人はおそらくヨトウムシです.おそらくと書いたのは,探索したのですが犯人そのものが見つからなかったからです.ヨトウムシは夜盗虫と書き,主に夜に活躍するため朝に発見した時はすっかり食い荒らされた後だからです.あまり効果は期待できませんが,殺虫剤剤を散布ました.
 彼らは相当なグルメで,決してキリンの葉を齧りません.キリンの葉の方が柔らかく美味しそうなのに,よほど味が良くないのでしょう.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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