グラキリスの分枝特性
グラキリスの大株を見ていると主幹が三本立ちになっているものが大半です.どうしてこうなっているんだろうと思ってました.実生苗を育成してみて分かったのですが,最初茎は親指の様な形に育ちます.以前の記事に書いた様にグラキリスの子葉には腋芽があり,水と栄養の状態が良いと腋芽が伸び出し3つの成長点が形成されますが,栽培条件下と言えども稀なことです.
早いものでは播種した翌々年に開花します.どうやらここがポイントで,パキポジウムは頂芽が花芽になり,花の着いた枝では翌年に下位の葉の腋芽が伸び始める,所謂仮軸分枝型の生育習性を持っています.この時ほとんどの場合3本の腋芽が発達するので,下の苗のように主幹が3本になります.

その後三本の枝先にそれぞれ花がつくと再び枝分かれしますが,株あたりの枝先が増えた分,全ての分枝の先端で3本の腋芽が発達するのではなく,通常2本もしくは1本になります.これはエネルギーの配分からそうなるのかもしれません.下の写真では,花後に成長点が止まり,どうやら2箇所の芽が動き始めているのが分かります.

開花した枝先は翌年に新しい芽を伸ばしますが,その新しい枝はは開花せず,しばらく成長してから開花するとまた再び分岐するという成長を繰り返すようです.大株を上から見るとこうしたパターンでの枝分かれの様子がよく分かります.

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早いものでは播種した翌々年に開花します.どうやらここがポイントで,パキポジウムは頂芽が花芽になり,花の着いた枝では翌年に下位の葉の腋芽が伸び始める,所謂仮軸分枝型の生育習性を持っています.この時ほとんどの場合3本の腋芽が発達するので,下の苗のように主幹が3本になります.

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