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マスコット

 ハウスのマスコットにしようと随分前に陶器の人形で頭の部分がポットになっているものに金手毬綴化を植えました.脳みそに見立てた姿がシュールでそれなりに気に入ったいます.ちゃんと水をやったおかげで脳みそ部分がしっかり成長してきました.
マスコット2020
 ただ,今回はそんな話ではないのです.綴化した株から,正常な分枝が再び生まれることは多くの綴化株で認められることなのですが,そこに花が咲いてきています.
マスコットに花2020
 金手毬綴化は株分けが容易なので,簡単に増殖できます.ですからおそらくずっとクローンなのです.誰もこんなものを実生系から再確立しようとは思ってないと思うのですがどうでしょう.綴化の部分からは決して花は咲きません.こうして突然先祖帰りした正常分枝にタネを乗せると実生から綴化が出るでしょうか.思わず交配してみました.

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細かく分頭するレブチア

 この小さなレブチア君は,Sulcorebutia taratensis v. minima WR195,ボリビアのコチャンバが故郷です.今は分類の大括り化の下で,学名もRebutia steinbachiiとされ,ステインバッキーの1地方タイプとされます.でもステインバッキーの名の下にとても多様な形態を示す植物があり,本当に1種なの?と思ってしまうほどです.
 何はともあれ,かわいいレブチアらしい花です.
WR1962020
 この写真はまだ小株ですが,こんな風に分頭しながらクッション状に育ち,栽培下では驚くほど大きなコロニーになるようです.
WR196横2020
 これは楽しみだだなあ,20cmぐらいの大株になるまで,腐らせずに育てられるかなーと思いながら,この小さなサボテンをしげしげと眺めました.

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和名のないプリースニッチー

 この株を手にしたのは7年も前のこと,小さな株でした.分枝を出して,頂部の綿毛も蓄え,それなりの姿になってきました.学名はMammillaria priessnitziiを当てますが,これもまたM. magnimammaに統合されています.確かにそんな感じですね.ことさら別の学名を与えるほどの特徴は無いように思います.
ピリエシニッチー2020
 それにしてもM. magnimammaには色々あって,昔の人はそれぞれ違うタイプに名前をつけていったのでしょうね.名前を付けることは自然を認識する第一歩で,その後比較検討され,統合されたり別れたり,共通認識が深まってゆくわけです.園芸の世界も同じ,このプロセスを確実に進めるためには,折々に正確に記録を残すことが大切ですね.

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Molting

 脱皮するのはヘビやザリガニばかりではありません.リトープスの脱皮を見ていると何やら凄まじい生の勢いを感じます.古い外被が裂けて内側から伸び出す新しいシュートは‘誕生’そのものです.
脱皮①2020
脱皮②2020
 冬の間窓辺に置いていたのですが,2月下旬ごろからお日様が高くなり,十分に日が当たらなくなりましたので,場所を移動しました.そして3月,1ヶ月かけてほぼ古い皮を脱ぎ捨てました.
脱皮③2020
 他のものもそれぞれのやり方で古い上着を脱ぎ始めました.人間も1年に一度古い衣装を脱ぎ捨てられたら良いのにね.
脱皮その他①2020
脱皮その他②2020
 早く水をやりたくてうずうずしています.なるべく目の届かないところに置くのがコツですね.そすると知らない間に脱皮が完了します.
 昔,ある国のストリップ劇場で酔っ払いがこう叫んでました.Take it off, Take it off ! ボクも叫びましょう,Take off quickly, I'll give you water.

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双頭の白き狼

 今年も双頭の白狼玉が綺麗に咲いています.いかにもギムノカクタスらしいガラス質の白黒の刺に紅赤の花がよく映えます.ギムノカクタスと書きましたが,今はツルビニカクタスに統合され,Turbinicarpus mandragora subs. beguiniiという学名が与えられています.
白鯱5輪2020
 どちらかといえば成長は遅く,実生正木ではそれほど大きくはなりません.この写真の双頭株は接降ろしです.降ろしてから6年が経過し,その間に一度カイガラにやられていた年もあり,結果的にかなり絞られた姿になっています.
双頭の白き鯱開花2020
双頭の白き鯱全体2020
 ウチには一株しか居ないので,種取りはできていません.少しタイプの異なるものを手に入れて実生をしてみたいなぁと思います.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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