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欲望のサボテン主義

 先日見たTV番組「欲望の資本主義」の中で,元経済官僚でしたか,ある方が人の欲望は無限であり,お金さえ流せばヒトは欲しいものは無限にあるから消費は拡大すると述べていました.
 毎年,自分への誕生日祝いと称して散財しています.自分へのご褒美と称して日頃は買わないようなものを思い切って買うのと同じです.一期一会,見た時に買わないと,いつもあとで後悔しているんですよね.一応迷ったふりをして財布とは相談しますが,ボクの脳は既に買うことを決定しています.買えるものなら後先は考えずに買った方が,気持ちはスッキリします.今年の誕生日のお祝いはこれです.
誕生日2020
 昨年,白鷺を買ってシロ詐欺にあったという自虐ネタを記事にしました.白鷺は成長がゆっくりさんで,かつ大きくなると気難しいサボテンです.この株は一目で気に入りました.春の開花期が楽しみです.

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ウチのシュワルジーというマミラリア

 ウチにいるシュワルジーです.この株は随分前からウチに居るようです.一般にM.schwarziiとされるものは、もう少し大きくピンクがかった花を咲かせ各分頭も大きいのです.まあ,色々あるからなと思って見ていたのですが,グラシーL 1339を手にして見るとこれがまた本当にそっくりなのです.おやおや困ったなと思って眺めています.これは昨年の写真,決して株全体一斉に咲きません.個々の花は可愛いものです.
シュワルジー2019
シュワルジーの花2019
 そして初夏になると赤い実を出してきます.改めてああこんなに咲いていたのね,と感心.
シュワルジー実2019.
 その実を取り忘れると,黒くカビて汚らしくなります.そうなって初めてゴメンゴメンと取り除くすぼらなボクです.
シュワルじー汚れ2020
 そしてまた今年も開花を始めました.名前の真偽はともかく素敵な白マミです.
シュワルジー開花2020

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鮮やかな赤花の精巧殿

 赤花精巧殿を初めて見た時,もしかしたら雑種なのかと疑いました.何しろ鮮やか赤い花で,元の精巧殿からこんなものが派生するのかどうか疑問だったからです.でもちゃんとTurbinicarpus pseudopectinatus f. rubriflorusという学名が与えられています.もともと精巧殿の花にはかなりの変異幅が有り,白からピンクまで色々あるというのが正解なのかもしれません.バラ丸なんかと同じような感じです.
赤花精巧殿②
赤花精功殿
 6年前からいるのですがいつのまにか一つになってしまいました.また折を見て交配相手を入手しましょうかね.バラ丸はかなり人気の種のようで,見事に多頭株に仕上げたものが高価で取引されています.精巧殿はあまり注目されないのはどうしてでしょうか.

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コケミアの新種の報告

 メキシコのロドリゴさんからコケミアの新種が記載された論文が送られてきました.タイトルはA new species of Cochemiea (Cactaceae Cacteae) from Sinaloa Mexixo. Acta Botanica Mexicana 127: e1626 (2020) です.新種の学名は,C. thomasiiです.これはC. haleiに似ていますが,下垂する様子,より大きなイボ,中刺があまり発達していない,卵形の果実などの特徴がハレイとは異なることが記載されています.自生地は,シナロアのコサラ,標高300mぐらいと記されています.ハレイを含む他のコケミアはバハが自生地ですから随分違いますね.でも花は確かにコケミア,エスコバリアとは言えませんね.
コケミア新種①2020
コケミア新種②2020
 うちにはいくつかコケミアがいるのですが,なかなか開花しませんよね.どうもバハ出身の広義マミラリアの栽培のコツが今ひとつ掴めていません.

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縮玉ザカテカセンシスの美しい花

 確か子供の頃に縮玉を持っていたように記憶しています.紫のストライプの花は珍しく,しかも美しい.さらにエチノフォスロカクタスという響きがどこか心に響くものがありました.
 実はこの縮玉Echinofossulocactus multicostatusという植物は,なかなか変異に富んだ種のようで,稜の数や刺の様子は相当な幅があります.ただ,昔持っていた縮玉という植物と,この写真の株は随分と印象が違うなって思っていました.これはSB492というFNをもつ種子由来です.FNの記載からこれは変種ザカテカセンシスE. multicostatus var. zacatecasensisであることが分かります.白い側刺が目立ち,全体として優しい印象です.
縮玉2020
 園芸的に見ると,このザカテカセンシスの方が優れていますよね.選抜すればもっと白いものが出来上がってくるかもしれません.特白縮玉なんて誰か選抜していますかね.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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