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ちょっと出かけます2019晩秋

 殊の外忙しい,というか課題満載の晩秋を過ごしています.メヒコシリーズを終えて,日常の話題に戻ったのですが,そもそもハウスの滞在時間が極めて短くなり,日々のサボテンたちの変化を見つめられていません.
 数日間,仕事を兼ねて故郷金沢に帰ります.なのでブログもちょっとお休みです.子供の頃,日増しに寒くなり,曇りがちになる北陸の晩秋から初冬の時期は好きではありませんでした.大きくなったら暖かな地方に住みたいなと強く思っていました.実際に暖かな地域に住むことにはなったのですが,少なからぬ方が北陸で立派にサボテンを作っておられることを知り,ああそうなんだと不思議な思いにもなります.
ボンビシマ2019

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成長点の潰れた連山の開花

 おそらくカイガラムシの仕業だと思いますが,もしかすると花後にオオタバコガが入ったのかもしれません.何れにせよ成長点が潰れてしまった連山の話です.随分と大きく育った来てようやく貫禄が出て来た矢先のことでした.成長が止まったかのように見え,やがて分枝が出て来て初めて,あー成長点が潰れたのねと知りました.これは去年の秋の写です.
生長点の潰れた連山2018秋
 そして今年の姿,3つ出てきた分枝はそれぞれ少し大きくなって花をつけています.元のガタイがまだまだ大きいので,まだ乗っかった感が大ですが,その内もう少し見栄えがしてくるでしょうか.とにかく牡丹類の栽培は我慢比べのようなものです.
復活連山2019
 それにしてもカイガラムシはどうしてこうも根絶が難しいのでしょうか.薬が効かないわけではなさそうなのですが,要はイボの隙間や株元などにいる虫に薬が十分掛からないことが原因のような気がします.移植時にドボンと浸漬するのが一番かもしれません.

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ナマクアランドのマニア本

 ナマクアランドと聞いておおっと思うのは相当植物中毒患者です.ナマクアランドは南アフリカ共和国の北部からナミビアに至る地域で,ワイルドフラワーで有名な観光地でもあります.同時にケープバルブと呼ばれる球根類や多肉植物の宝庫でもあります.この本はナマクアランドの多肉植物に焦点を当てていますが,周辺の多様な植物も取り上げています.
 なお球根類では,Cape Bulbというタイトルの有名な図鑑が出版されています.
ナマクアランド本①
 この本は著者が自作したとのことで,そこかしこに手作り感が出ていますが,しっかりとした内容の本です.手書きのメッセージ(勿論コピーですが)やカードが付いており,温かみのあるものになっています.
ナマクアランド本②
 実はずいぶん昔にケープタウンのステレンボッシュ植物園で会議があり,その後フィールドツアーに出かけた経験があります.でもその時のお目当はケープバルブで,多肉類は全くと言って良いほど注目しませんでした.今ふり返って自分が写っている写真を見ると,その背景にはいくつもの多肉類がいます.また違った目で彼の地を訪れて見たいなと思いました.

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2019秋の西武屋上

 先日つくばで会議があり,そのついでに東京池袋の西武屋上に寄りました.駒込の鶴仙園さん本店は,この頃やたらに休園日が多く,地方からたまたま上京する身には行くにくくなっています.
 相変わらず次々とお客さんが来ていて盛況でした.お店の正面には流行りのアガベが鎮座していました.品揃えは季節がらか多肉が多いのかなという印象です.昨今すっかり値が落ち着いたハオルチアもたくさん並んでいますが,まだまだ高いかな.まあ都会のデパート価格といったところでしょうか.
19秋鶴仙園①
 今回のお持ち帰りは,なんだかヘンテコ君マミのモンストと綴化の2株です.モンスト君は,Mammillaria crinuta subs. painteriのモンストです.もう一方の綴化は,Cleistrocactus samaioatanusの綴化です.
19秋鶴仙園②
 持って帰ってすぐに植え替えたので落ち着きのない表情をしていますが,来春に成長した姿が楽しみです.

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2度目のメヒコ(38)お土産を眺めて振り返る

 今回で2度目のメヒコシリーズは終わりです.この度はグアダラハラで会議があり,それに合わせてフィールドを回りました.グアダラハラはメキシコ第2の都市で,下の写真のような旧市街地は美しいところです.
2度目のメヒコその38①
 このシリーズの中で何度も書きましたが,その地を理解するには異なる季節に訪問しないとダメだということ.前回の訪問は5月,荒涼たる原野の風景はイメージ通りでありましたが,サボテンが美しかったかといえばそうでもありませんでした.一方,今回は雨を吸った大地のサボテン,緑が美しい風景の中に瑞々しいサボテンを見ることができました.
 そして最も大事だったのはガイドの存在です.何事も「先達はあらまほしき事なれ」(徒然草)なのです.足元の草に潜む小さなサボテンを見つけ,これがなんであるかのかという導きがなければ,ただ踏みつけて通り過ぎてしまった事でしょう.
 土産物らしいものはほとんど買いませんでしたが,サボテンがデザインされたものはやはり手を伸ばしてしまいました.このブログでの2度目のメヒコシリーズを締めるに当たり,土産物や旅行中のメモなどを見てしばし思い出に耽りました.
2度目のメヒコその38②
2度目のメヒコその38③
 一つ心残りはランポー玉を見れなかったこと.最初からリクエストしてあり,ロドリゴさんもどこにでもあるから,明日は見れるんだろうと3回ぐらい言ってましたが,結局巡り会いませんでした.急速に数が減っているんじゃないかと心配にもなりました.
 さて,これでメキシコは十分堪能したでしょうか.ボクの気持ちとしてはまだまだです.まだ見ぬ世界が広がっていることがより一層鮮明になったからです.花の時期,3月ごろでしょうか,また行きたいものだなーと思いました.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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