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成長したのか?アガベ牡丹

 アガベ牡丹は小型種なので、小さな鉢にひっそりと暮らしており,花の時期以外には滅多に目を向けることはありません.こうして花を咲かせると,新たなアレオレが形成された証拠だから前シーズンも一応は成長したんだねと安心します.昨年も書きましが,大きくなりませんねアガベ牡丹は.内側から新しいイボが出て来て,外側が一つ枯れるって具合です.でも毎年3つ以上は花が咲きますから,それだけアレオーレが出現したことを意味します。
 花を覗き込むとやや細長くて華奢な感じのか花弁が重なり,とても綺麗です.自生地ではほぼ土に埋まっているようで,花時に初めてその存在がわかるほどだと言います.荒地にポツポツと咲く姿をぜひ見て見たいものです.
アガベ牡丹2018

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秋になり青々として来たクラビフォリア

 今年の5月に日向でブドウのように赤くなったオトンナ クラビフォリアを紹介しました.その後化粧鉢に植替えてやり,夏になると潅水を減らしつつ盛夏には風通しの良い棚の影に置いてやりました.この夏は全く落葉することもなく過ごしました.秋になり,再び日向に戻したのですが,気温の低下とともに見る見るウチに緑を回復し,ちらほら花も上げて来ました.こいつらは一体どんなサイクルで成長するの?落葉するんじゃなかったの?なんだか??だらけで眺めて居ます.
クラビフォリア2018秋

 とりあえず危険だと言われている高温期は乗り越え,気持ちの良い季節を迎えたので,少し安心して眺めて居ます.過酷な環境に生える植物ですから,手を掛け過ぎずに見守るのが良いかと,すぐに水をやりたくなるので.


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長刺の白珠丸も咲いてきました

 先月にウチに長いこといる白珠丸が秋を待ち兼ねるように咲き始めたことを記事にしました.やや遅れてこの長刺の白珠丸も咲き始めました.長く伸ばした刺が魅力的です.でもこうした長刺の性質は、ガタイが大きくなると目立たなくなります.いくつかのサボテンでは、ガタイが大きくなるに従い刺が立派になるものと反対に劣化していくものがあります。どういった生態的意味があるのかわかりませんが,変化することだけは確かです.この白珠丸くん,長い刺が維持されると良いのですが.
長刺白珠丸2018
 秋真っ盛りのこの時期,晴れた日のハウスは,昼間まだ30度を軽く超えますが,明け方は10度を切ることがあります.この日較差は,人には応えますがサボテンたちは気持ち良さそうです.

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グランカクタスさん2018秋

 暖かな土曜日,久しぶりにグランカクタスさん尋ねました.千葉ニュータウン中央駅から歩いてみようと思い,Googleマップを開いてテクテクと,20分ほどで到着,案外近いです.
 恒例の競りがある日とかで多くの人が来ていました.ボクはいつものように温室を徘徊.まず目についたのはこの大きなヘキラン.大きさが見えにくいのでiphoneを並べて写真を撮りました.これだけ径が出ると見事です.自分でもつくってみたいなぁ.
グランカクタス2018秋①
 通路には,たくさんのパキポジウムが並んでいました.小ぶりのグラキリスが一杯,最近は小さい方がよく売れるとは聞きましたが,どうかなー本来のグラキリスの良さは出ていないよなーと思いました.値段は手頃なのですが,育成までの年月を考えると大きな方が割安なんだけど.
グランカクタスさん2018秋②
 さらにパキプスも抜き苗がたくさん.うーんこれは賭けだなと思いました.上手く根付けば儲けものですが,このまま昇天すると丸損です.
グランカクタスさん2018秋③
 ちょっと気になったのですが,サボテン温室の方がやや荒れていました.雑草もたくさん,累々たるカイガラ襲撃の痕跡.うーん今年の春は以前より格段に綺麗になってたのに,その後は忙しかったのかなー.
 今回のお持ち帰りは,これ.どうしてもオリジナルの斑入り太平丸を作りたくて斑入りの母株が欲しかったんです.来春は交配たのしみです.
太平斑入り2018

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ホルモンによる袖の種子採り

 袖ヶ浦のタネ採りは,袖の花にエキノプシスの花粉を乗せます.どなたが発明したのか知りませんが,兎に角そうすればタネが採れます.しかもその種子は決して袖とプシスの中間型にならず,ほぼ袖ヶ浦になります.ほぼ,と書いたのは先日記事にしたようにたくさん播くといくらか変わり者が出るからです.この仕組み全体にいたく興味はあるものの,その仕組みの解明には大して進展もなく,随分と時間が過ぎました.色々観察してみると袖の花粉もプシスの花粉も袖の柱頭では同じように発芽しています.プシスの花粉または発芽した花粉管だけが,胚珠に対して有効な刺激を送っていると予想しました.それはきっと何か植物ホルモンだと思います.開花している袖の花に,思いつく植物成長活性物質を色々と散布して見ましたが,大概数日で落花してしまい着果しません.
 この実はジベレリンを散布したものです.落ちることなく4ヶ月.対照として袖の花にプシスや三稜柱などの花粉を乗せたものは,だいたい9週間ぐらいで裂果しました.
袖GA着果2018
 業を煮やすして採取して割って見ました.なんと1つだけタネが出来ています.早速播種してみましたが生えません.未熟種子でしたかね.
袖GA果実
袖GAタネ
 今回の結果は,外生的に与えたジベレリンにより,袖ヶ浦の種子形成を導く可能性を示しました.最適ジベレリン濃度,最適処理部位,最適処理回数など検討すれば,プシスの受粉がいらなくなるかもしれません.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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