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渋い花色の刺マミ銀灯姫

 銀灯姫は,M. grusoniiで,しばしばM. zeyrianaに銀灯姫という和名が対応していますが,シノニムのようです.単幹で大きく育つタイプのマミラリアです.この種はどちらかといえば刺マミですね.以前に紹介したヨンストニーと外観は良く似ています.
銀灯姫2017
銀灯姫花
 花色は写真にあるような地味な褐色から,ピンク味を帯びるものまであるようです.この地味さが何ともいえないいい雰囲気を出しています.刺がじゃまして開ききれない様子がちょっとかわいそう.

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見た目と違うラウシーの好み

 ラウシーは長らくボクと相性の悪いサボテンでした.殆ど刺のないガタイをみてこれは弱光下で栽培するもんだと勝手に思い込んでいたからです.どうして調子が悪いのかなーと不思議に思っていたのですが,ネットで色々の方のブログなど読んでいたら,ラウシーはお陽様が大好きだと.エーそうなのか!と驚きました.さっそくロフォフォラのお隣から,マミラリア棚にお引っ越しして,それ以降無事に育つようになりました.思い込みはいけませんね.
ラウシー①
開花のピークは何度か現れます.下は2回目のピークです.
ラウシー②
 春の気温の上がる時期に気を付けたいのはナメクジくんの出現です.実はもう一株ラウシー居るので,その写真もと待っていてもなかなか咲きません.確か蕾が出てたのになーと覗き込むと,すっかり齧られていました.申し訳ないことをしてしまったと反省しながら駆除剤を播きました.

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斑入りサボテンの素晴らしい写真集

 先日東京へ行ったついでに本屋にぶらりと入って見つけました.素晴らしい斑入りサボテン,特にギムノカリキウム中心の写真集です.著者はタイの方,ペッタムシーサボテン園の園主さんです.これだけの量のヒボタン錦を始めとしたギムノ斑モノのコレクションは他にないのではと思います.今度タイへ行った時に時間を見つけて訪問したいものです.
斑入り写真集
 面白いなと思ったのは,このコレクションの多くが交雑種であることが書かれていることです.植物全般に言えることですが,種間交雑種は斑が出易いのです.これはゲノムDNAとクロロプラストDNAのとの不整合によると考えられ,母系遺伝するクロロプラストと父系からも遺伝情報の入る接合子の情報が上手く噛み合ないと斑入りが出やすくなるのだろうと思います.種間交雑種ではこうした状況が生まれやすいのではないかと推察されます。

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大豪丸は頑固もの?

 花サボだとして売られていた刺のないプシス.大豪丸とよく似ているなあと思いつつ,小さいウチから分枝している様子が何やら違うものにも見え,交配種ならどん花が咲くのだろう?とちょっと興味がわいて手にしました.春になり蕾が上がって来ましたが,この辺りまでは半分期待してました.そして蕾が大きくなって来ると,ああやっぱり白花じゃん,と期待はずれでがっかりしました.咲き方も大豪丸と同じ夜咲きでした.それにしても刺なしの花サボプシスはどうしてあまり見かけないんだろう?と思ってネットを渡り歩くと,どうやら大豪丸は頑固者らしいですね.つまりあの刺のない風体を残したまま,短毛丸のようにいろいろな色の花を咲かせるってことがないようです.これまで多くの方が交配してみたと思うのですが,なかなかはっきりとした色が付かないようです.短毛丸は外見からではわかない様々な花色をもつ個体がありますよね,返って純粋な短毛丸って見当たらないくらいです.
大豪?1
大豪2
 ふーんそうなのかと思い,一緒に咲いていた昼咲きの赤花プシスをかけてみました.果実は乗りました.プシス台木を養成しているで,これも一緒に播いてみようかと思います.

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多肉も造花になった

 昨日に引き続き東京でのイベントでの一コマです.遠くからみてセンスの良い植物展示が見えました.近づくと多肉を中心とした観葉植物も交えたなかなか素敵なディスプレーです.でもオヤッと思ったのは何か少しポテッとしているのです.よくよく見るとすべてが,作り物でした.尋ねると樹脂で出来ていると,どうぞ触って下さいと言われ,実際に触ると流石に質感は違います.でもワックスの乗り具合など実に上手にできています.
偽多肉1
偽多肉2
 今や樹脂製の観葉植物は百均でも扱うごくありふれたのものですが,そのパフォーマンスは良くありません.しかし,この展示の商品は優れものです.世話が要らないという触れ込みに,ヤレヤレ多肉よお前もか,ため息が出ました.ブームにあぐらをかいていると,このような造花が溢れ,魅力を失い,全体として衰退するという道を歩みそうな気がします.多肉屋さん,ここは頑張らないと.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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