fc2ブログ

シャボテン幻想 龍胆寺雄の本

 ボクがまだ子供の頃の話です.ボクは龍胆寺雄さんに何度が手紙を書き,幾通かの返事をもらいました.ぜひ彼の温室が見たくて,旅行を準備したのですが,体調を崩して実現せず.ついにお目にかかることはありませんでした.
 子供の頃読んだ龍胆寺さんの文章には独特の雰囲気があり,他のサボテンものの書物とは違いました.今,この本を読んでみて,改めて彼は文人であることを認識しました.医学生であり作家に転身した氏は,理系的知識を持ちつつも諸事を文学に落とし込むスタイルの中で,相当の飛躍と曲解とも言える解釈をものともしません.ですから今読んで見ると,オヤオヤと思う点も多々あります.でもこれは文人が書いた随筆であり,サボテンの科学的啓蒙書ではないのです.懐かしいなあと思いながら丁寧に読みました.

シャボテン幻想


面白い,なるほど,へーそうなの?などと思ったら下のサボテンの字をポチっと押して応援して下さい
にほんブログ村 花ブログ サボテンへ
よろしくお願いします
スポンサーサイト



白菱に花が着いたけど

 元の種が何か不明ですが,白くきれいなマミラリアのモンスト種があることを以前に記事にしました.白菱という名前にも引かれました.小さな株ではありますが,入手後順調に仔を吹きながら成長しています.株の下の方から盛んに分枝しています.この様子をみると確かにモンスト化しているなと思います.
 そして,ようやく待望の蕾が見えて来ました.花が咲けば,どのような種なのか少しは分かるかなと思っていました.ご覧の通り,うーんあまりパッと咲きません.やはり花を見ても,元は誰なのか分かりませんでした.何はともあれ綺麗なサボテンであることは間違いなく,今年は少し接木をして繁殖させてやるつもりです.

白菱の蕾
白菱の花
白菱の仔吹き


面白い,なるほど,へーそうなの?などと思ったら下のサボテンの字をポチっと押して応援して下さい
にほんブログ村 花ブログ サボテンへ
よろしくお願いします

パンパンに育った名月

 この名月を入手して最初に記事にしたのは4年前のことです.その時は恐らく7-8cmの多頭になりかけの株でした.あれから順調に大きくなって,今や株径は15cmになり鉢の中で窮屈な様子です.このような多頭になるマミラリアはあまり余裕を持った鉢に植えるより,やや小さめかなと思われる鉢に植える方が,管理が楽なようです.地上部に比べて根の部分が小さく,大きな鉢では地温が上がらず,植え換え初期に根が十分伸長出来ないように見えます.

名月2017


面白い,なるほど,へーそうなの?などと思ったら下のサボテンの字をポチっと押して応援して下さい
にほんブログ村 花ブログ サボテンへ
よろしくお願いします

小型マミのギセラエ

 マミラリアの寄せ植えバットの住人はなかなか写真を撮ってもらえず,ここに登場する機会が少なくなります.この小型マミラリアも寄せ植えしてから写真が撮りずらく,せっかく健気に咲いていても注目されません.そろそろ個別に鉢に上げて養成しないとだらしなく大きくなりそうです.また以前にギセラエの綴化株のことも記事にしましたが,その後この綴化株は成長に伴い稜線がどんどん痩せて,ついにまともに開花しなくなりました.なので,こちらもとんとブログには登場しなくなってしまいました.

ギセラエ2017


面白い,なるほど,へーそうなの?などと思ったら下のサボテンの字をポチっと押して応援して下さい
にほんブログ村 花ブログ サボテンへ
よろしくお願いします

タイのサボテン本は優れもの

 一昨日の記事で,鶴仙園さんでサボテン本を手に入れたことを書きました.これがその本です.実は鶴仙園さんのHPでこの本を知り,是非手にしてみたいと思っていたのです.中味は充実しています.種類も多く,写真はすべてバックを黒にして撮っているのが素晴らしい.もちろんすべてタイ語ですから読めませんが,眺めるだけで価値のある本です.これは園芸シリーズ本の中の一つとして出版されており,著者はサボテンのスペシャリストではなく園芸ライターのようです.
 全体を眺めると,タイのサボテン趣向が分かります.まずは斑モノでしょうか.色々な種での斑モノが載っています。日本ではまったく顧みられないベタ斑もわざわざ載せているところを見ると,斑モノし好は日本と違うなと感じます.そして綴化,これは花キリンなどにみられた綴化を重視するタイの園芸の伝統でしょうか.いずれにせよ,見て楽しいのでみなさんも是非手にして頂けたらと思います.

タイのサボ本1
タイのサボ本2
タイのサボ本3


面白い,なるほど,へーそうなの?などと思ったら下のサボテンの字をポチっと押して応援して下さい
にほんブログ村 花ブログ サボテンへ
よろしくお願いします
プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

アクセスカウンター
リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR