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牡丹の美花

 玉牡丹,花牡丹の仲間達は,よく見ると色々な花を付けます.大疣ばかりに気を取られがちですが,年に一度の花の季節,思い切り花の良し悪しを語っても良いのではないでしょうか.この株の花は,外側花弁がやや濃いピンクに色付き内側は白,花弁の伸びも良くなかなかの良花です.この株のように花弁が外へ十分展開するものもあれば,2枚目の写真の様にやや抱え咲きになるものもあります.こうした小さな差異は,形態形成のほんの僅かなバランスの上に成立しています.それでもなお良花といえるものが少ないのは,みな同じパーツで構成されていても美男美女は少ないという人の顔と同じですね.

美花玉2016
美花玉2016-2


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亀甲の群花

 この株は,サボテン趣味を再開して間もなくに,懐かしいなと思って手に入れた接ぎ降ろしの株です.その時はたぶん6cm位だったのでしょうが,今は10cm程度にまでなりました.確かに下駄履きの牡丹類らしく扁平には育っていません.でも実にオーソドックスな疣の形をしており,気に入っています.今年は全体的に牡丹類の開花が遅れたのですが,この株も10月下旬に満開とiうのは例年より2週間程度遅いと言えます.それが原因かどうかは分かりませんが,7つもの花が一斉に開花し,たいへん見事な姿になりました.

亀甲群花


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ようやく牡丹の季節が

 例年に比べて2週間ほど遅れてようやく牡丹の季節がやって来ました.もう今年は大して咲かないんじゃないかとヤキモキしました.しかし,季節を忘れず花を咲かせるとほっとします.彼らは何をサインに開花しているのでしょうか.以前に花芽分化には恐らく低温の経過が必要だと書きました.バーナリゼーションの仕組みを持っているかどうかは定かではありませんが,温周性が重要であることは確かなようです.一方今年のように開花が遅れたことに,9月の低日照が関わっているのであれば,これもまた興味深いことです.こんなことを考えながら,花盛りの牡丹棚を眺めるのは幸せなことです.

花牡丹2016


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バザーでは人気の白星

 10月も終わりになるとたびたびこの白星くんがこのブログに登場します。秋の訪れに反応して真っ先に咲いてくれるので,秋咲きマミラリアともいうべき種です.開花直後,少し薄黄緑かなとも言える花色はたいへん美しいものです.
 柔らかな草姿と触って痛くない優しさから,バザーに出すと人気です.たくさんの仔を吹くので,カキコをしているとどんどん増えます.一年に数十鉢程度のバザー向けならそれでも十分なのですが,こんな風に栄養繁殖させてばかりで良いのかなと思い,昨年は少し種子をまいてみました.小さいうちは溶け易いのですが,少しは仕上がって来たので順次自分の実生に置き換えていこうと思っています.サボテンの入門にはもってこいの種ですから,今年もバザー用に小さな鉢植えを作っています.これからは種子から育てる楽しさも多くの方に伝えたいと思います.

白星2016


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鶴仙園さん訪問2016秋

 関東での会議出張の帰りに鶴仙園さんをのぞいて来ました.東京へ寄る楽しみの一つです.温室をのぞかせてもらって,ああやっぱりねと思いました.やはり今年のボタン類の花は異常に遅いのです.いつもは体育の日辺りに来るのに,今年は今頃連山・亀甲が咲いているもんねと園主さん.これは9月の低日照が原因かなーとのお話でした.
 温室を見てもう一つオッと思ったのが、このごく小ぶりのグラキリスです.国内実生かと思いお尋ねしたところ,輸入ものだとのこと.それも個人輸入したものを売り込みに来たものとのことです.昨今のネット上での小型パキポの法外とも言える値段を憂慮されていました.本当にその通り,置物扱いされるのたまりませんが,高額な価格設定にも何をやっているんだ!と思ってしまいます.

鶴仙園2016秋1
鶴仙園2016秋2


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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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