黒王様が膨れた

 梅雨の間に新着の黒王様を一つ求めました.じっくり比べて外観もさることながら,最もへしゃげた株を選びました.自分の目で発根後の復活の様子を観たかったからです.コピの輸入球は,しばしば拗れて頑として動かずってことが有るのは承知の上です.
 一枚目到着時です.かなり片側がへこんでいました.おそるおそるですが,2回ほど水をやって写真(2枚目)を再び撮り,それを比較すると明らかにへこみが小さくなって来ています.こりゃ水を上げ始めたぞと思ったのですが,ざぶっと水をやるには危険すぎます.ここはほんのお湿りで堪えました. 1ヶ月立つ頃には更にへこみは小さくなり(3枚目),何やら少し丈伸びたような.でもその後はご存知の様に今年の夏は連日の猛暑日で熱帯夜,水はぐっと控えました.そしてお盆が過ぎたので腰水をしてみました.4枚目が約2ヶ月後,今週の様子です.かなり膨らみましたし,新しい刺も伸ばし始めています.来春にはパンパンになっているといいなあ.

新着黒王購入時
新着黒王2W
新着黒王1M
新着黒王2M


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フローラの神殿の大輪柱

 「フローラの神殿」として知られる図譜は, 1800年頃に出版された「カルロス・フオン・リンネウスの性の体系の新図解:フローラの神殿,あるいは自然の庭園」という長ったらしい名前の本です.この図は様々な本に載せられているので,多くの方が観たことがあると思います.絵の下にはThe Night-Blowing Cereusという題が付いています.Night-bloomingかなと思っていましたが,どうも違うようです.これはセレニケレウス グランディフロルス大輪柱であるとされますが,外側の花被片が細く卷き橙色を呈するこの花の特徴を良く捉えています.また,絵の背景が暗く,描かれた時計は12時過ぎを指し,月が出ている様は夜咲きであることを強調してのことだと思われます.19世紀初頭,グアテマラなど南米原産のこのサボテンが夜中に大輪の花を咲かせる様は,さぞエキゾチックな興味をかき立てたことでしょうね.
(お断り,当然ですがこれは図譜オリジナルからの写真ではありません)
 
フローラ神殿


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思ったところに仔は吹かず

 ずいぶん前に綴化したアレオレに綴化した花がさいた と紹介した魔天竜です.その後残念なことにギムノ独特の夏焼けで生長点部が汚くなったので,綴化しかけたアレオレから仔が吹かないかなーと思って,思い切って頭を飛ばしました.それからずーっとじっとしているのです.どうしたことだろうと思っていると,なんと接木面のすく横,球体の一番下側から仔を吹いているではありませんか.なんだよ,そこからかよって思わず笑ってしまいました.まあ頑張って再生しようとしているんだから,しばらくそのままにしてやることにしました.綴化の魔天竜を得ようというスケベ心を少し恥じた次第です.

魔天竜胴切り
魔天竜仔吹き


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オシャレなサボテン屋さんリトープス

 Webで見つけて,いつか行ってみたいと思っていました.調べた住所をマップに落として歩いたのですが,同じブロックを2周してしまいました.ようやく普通のアパートの入口ような階段の踊り場に小さな標識を見つけました.中はご覧の様に,素晴らしい別世界が広がっています.自然写真家としてご活躍の埴沙萠さんが,もし龍胆寺雄の温室のサボテンが整然と並んでいたら自分のサボテン人生は始まらなかったという趣旨のことをどこかに書いておられました.そうです,リトープスさんの店内は,子供の頃写真で見た龍胆寺雄さんの温室を思い出させる風景です.並んでいるサボテン達は,マニアの高い要求にも応えるものばかりです.このようなものをこんな風にショップに飾るんだと驚きと感動でした.
 およそ観賞植物というのは飾るためにあるのであり,売り手は素材を使って飾り方,楽しみ方を提案してこそ,そこに観賞植物としての真の価値が生まれるのです.オーナーさんは自ら生産もされており,これは小さな六次産業化だわと感心しました.自分のハウスもだんだん黒一色プラ鉢から脱却してもよいかなーと思い,小さなポットを分けてもらって帰りました.

リト1
リト2
リト3
リト4
リト5


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実も白いニコリー

 太平丸系はピンクの花を咲かせますが,そこには濃淡があります.これは花弁に蓄積するベタシアニンの量的な遺伝的変異によるものと推察されます.赤い花を咲かせる植物全般に,色素生合成経路がどこかでストップする変異が起きて白花を咲かせる現象が広く認められるのですが,どこがストップするのかは,実に様々で,花色研究者はこぞってこの現象の原因を明らかにしようとします.この写真のニコリーは以前に白花であることをニコリーのなかまたち という記事で載せましましたが,果実もまた完全な白です.以前の写真で見るように雌ずいにも色がないので,これは花器官で色素発現が欠損している貴重な遺伝資源です.この後代はまだ採れていませんが,楽しみなことです.

実も白い


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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

本格的再開をめざして,あれこれ勉強中.

残された時間でどうサボテンと向き合うか思案中.

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