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恩塚磐石 

 般若とランポー玉の交配は昔から知られていました.ボクの子供の頃見た磐石は,何やら中途半端に刺があってそれほど感心するほどのことも無い交配種でした.ああ交配できるのね,といった程度の認識でした.今は,恩塚ランポーが交配に使われた恩塚盤石の色々なタイプが出回っています.モンスト気味なものもありますが,写真のようなシンプルなものが美しいと思います.花は柔らかなレモンイエローでホッとします.

恩塚磐石


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孫の手

 ボクがサボちゃんを趣味にしていると知って,ぜひもらって下さいと職場の同僚がくれました.ほほう,孫の手がメキシコにもあったのですね.取手の部分がさぼちゃんの髄,彼はサボテンの骨だと言っていました.どのような種なものかは分かりませんが,セレウスなのではないかと思います.手に当たる部分はどうもヒョウタンの果皮を切ったものの様です.彼は長いことバハ・カリフォルニア・スルで農業指導に従事した経験があります.土産物として買って来たものだそうです.ボクは嬉しくなって早速部屋に壁にかざって眺めています.

孫の手1
孫の手2


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緋縅

 昔からあった普及種のマミラリアですね.でも花の咲いたときの華やかさはなかなかのものです.花の無い時のあの地味な様子からは想像もできない,一世一代の晴れ舞台のような輝きです.お盆が過ぎてまたいくつかのマミラリアが花を咲かせ始めています.ほんとうに1年中どこかでだれかが花を咲かせているマミラリアは,他のさぼちゃん達には無い魅力を生み出していると思います.だんだん数の増えて来たマミラリアの棚を眺めるながら,もうすぐ満員御礼だなと心配しながらもニンマリをしているボクでした.

緋縅


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新ヶ浦

 台木にもいろいろ変わったものが出て来るものです.富山のHさんから譲り受けました.袖ヶ浦の実生の中から見出されたとされています.でもrampoさんにお伺いしたところ,これは袖ヶ浦×新橋ではないかとのご意見でした.信州の高木カクタスさんにお邪魔したとき,これが台木としてたくさん使われていました.高木さん曰く『つぼにはまった時の成長はすごい』,水をたっぷりやると良いそうです.

新が浦つぼみ
毛に覆われた蕾は,たしかに袖ヶ浦とは,だいぶ様子が違いますね.

新が浦花
花は,袖ヶ浦と良く似ていますね.花筒の長さは葯25cm,花径は外輪15cm,内輪10cm程度で,ほぼ袖ヶ浦と同じかやや小さめでしょうか.とても良い香りがします.

新が浦実
果実の様子は,リン片が目立たず丸みを帯びており,これまただいぶ様子が違います.タネはまだ取っていませんが,その内実生の顔を袖ヶ浦と比較してみます.

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刺の掃除

 フェロの刺に黒カビが生えるのは昔も今も同じです.カビの胞子をシャットアウトするのは現実には困難です.湿度が高いと胞子は発芽するのですが,これまた温室では致し方ありません.以前に70%エタノールを使ってみましたが,いったん生えたカビまで取り除けません.ネットで調べるとお風呂などに使うカビ取りスプレーで,綺麗にする方法が出ていました.昨年夏におそるおそるやってみると,これが結構いけるのです.今年は日の出丸の1株だけがカビにやられました.使い古しの歯ブラシにカビ取りスプレーの泡を付けて,刺座を中心に歯磨きの要領で軽くごしごし,すぐにシャワーで流します.これを数回繰り返すとほぼ綺麗になりました.
刺の汚れ

ああさっぱりした,と風呂上がりの日の出丸くんは日陰で休憩中です.
ああさっぱり


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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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