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春星の花

 小粒で分頭する姫春星が人気ですが,しっかりと胴の太る春星の大株にたくさんの花を着けた様はそれは見事なものです.写真のものは小株ですが,寒の入り頃から蕾が見えてきました.流石に今の時期は,気温も低くなかなかパッと咲きません.やきもきしながら,晴れの日の午後早く一番気温の高い時間に覗きに行き,ようやく写真に収めました.春の星,ホント早く春が来ないかなー.サボテン少年だった頃,この時期は雪の中でそう思っていました.

春星

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サボテンシロカイガラムシ

 カイガラムシがセミの遠い親戚(同じヨコバイ亜目)だといってもピンと来ません.でも植物の表面から口を差し込んで樹液を吸うのは確かに同じですね.丸い円盤状はメス,小さくて細長いのはオスです.メス成虫は1ヶ月ほど生存しその間,殻の下に200余の卵を産みます.卵は数日で羽化,幼虫が周辺に分散して定着します.こりゃ知らぬ間に増えるわけです.スプラサイドが特効薬で成虫にも幼虫にも効きます.ある日太平丸にカイガラムシを発見し,毎日サボちゃんを見回っているボクの目は節穴だったのかと自嘲すると共に,ヤレヤレ持ち込んでしまったかと落胆しました.暖かくなる前に一斉薬剤散布をしなければなりません.

カイガラムシ

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五刺玉の花

 子供の頃,エキノフォスロカクタスという名前がカッコイイなあと思っていました.確か小さな縮玉を持っていました.紫と白のストライプの花は,この属の特徴といって良いでしょうか.懐かしい思いで昨年秋に小さな五刺玉を手にしたのですが,春を待たずに蕾が上がって来て大寒に開花してきました.今週は曇りの日が多く,なかなか満開にはなりません.それでも懐かしいストライプの花を見て,しばし心が和みました.

五刺玉

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日の出丸の花

 子供の頃,小さな日の出丸を持っていました.新しく出る赤い刺がとても魅力的でした.花の咲くような大きな株はとても手に入りませんでした.写真の日の出丸はずいぶん肌が荒れています.実は下らない実験の結果です.アレオレの蜜に付くカビを何とか効果的に押さえられないかと,薄い次亜塩素酸ナトリウムを噴霧してみました.翌日,肌にたくさんの赤い斑点ができてしまいました.ゴメンなさいと謝っても,もはや手遅れ.成長を促して回復を待ちます.こんな仕打ちにあったのに,冬に向かう頃からちゃんと蕾を上げてきました.今,次々と花を咲かせています.フェロはほんと真冬の花ですね.

日の出

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オプンチアは多胚?

 ウチワさぼちゃんの仲間は,本当に普通の双子葉類の草花と同じような芽生えです.この真ん中から刺だらけの球体が出現し,やがて細長くなり,ついには丸いお盆の様な茎節になるのですから不思議なものです.それよりも見て下さい.一カ所からいくつもの実生が出ていますよね.以前に大丸盆ウチワの種子を播いた時も同じような状態になりました.オプンチアは多胚なのでしょうか.一つのタネの中に将来植物に発達する胚が2つ以上形成されるものを多胚といいます.その胚がどの組織に由来するかは植物の種によって異なります.ミカンの種子を播くと1つのタネからたくさんの芽生えが生えることはよく知られています.オプンチアではどのようになっているのでしょうか.興味がありますが,オプンチアの種子がたくさん手に入らないとなあ.

オプンチア実生

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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