大竹亮峯 月光
先日,三井記念美術館で特別展「超絶技巧、未来へ!」をみて来ました.その中で目を引いたのは,大竹亮峯氏の月光,夜に咲く月下美人をモチーフにした木彫り作品です.何よりも秀逸なのは,水を濯ぐとまるで生花のように蕾が開くことです.この様子は動画(https://www.youtube.com/watch?v=cbLVGUrvFIs)で見ることが出来ます.展示されたものは水を供給した状態,つまりよく開いた状態です.

茎の維管束の走り,蕾の基部の湾曲具合などよく観察して作られています.

この白い花弁は,鹿の角を薄く削ったものだそうです.

小学生だった時,国語の教科書に月下美人を題材にした話が載っていました.当時すでにサボテン小僧だったボクは,何度も興味深く読んだのを記憶しています.当時,北陸の一般家庭で月下美人を咲かせるなどということはまずなく,大学生になって初めて実物の花を見ました.
この月下美人がいつ日本に来たのかは,江戸中期とか大正末期とか諸説ある様です.名前については,昭和天皇がまだ皇太子だった時に台湾で月下美人を見て名前を尋ねたところ,台湾駐在大使田氏が月下の美人と答えたことに由来するとされていますが,真偽のほどはわかりません.それはともかく良い名前であることは疑いなく,一度聞いたら忘れられない名前です.
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この白い花弁は,鹿の角を薄く削ったものだそうです.

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この月下美人がいつ日本に来たのかは,江戸中期とか大正末期とか諸説ある様です.名前については,昭和天皇がまだ皇太子だった時に台湾で月下美人を見て名前を尋ねたところ,台湾駐在大使田氏が月下の美人と答えたことに由来するとされていますが,真偽のほどはわかりません.それはともかく良い名前であることは疑いなく,一度聞いたら忘れられない名前です.
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