サボテンと捕虫網 

 昆虫が専門の友人からヘーこんな本を読むんだと感心されました.表題はサボテンと---ですが,著者は著名な動物行動学者,内容はソノラ砂漠に関するフィールドノート的エッセイです.
 もう30年も前の本ですが,その中で人の入れる砂漠はゴミだらけ,大きな弁慶柱は,射撃の的になってぼこぼこに穴があいているという記述があり驚かされます.なにもこれはアメリカ人が悪い訳ではなく,一昔前にソノラ砂漠を訪れた西欧人が,矢の突き刺さった弁慶柱が至る所にあったということを記載しているそうです.先住民達は弓矢で,後から来た人たちはライフルで弁慶柱を狙い撃ちしたのです.この大きなサボテンは何か人の闘争心をかき立てるものがあるのでしょうか.
サボテンと捕虫網
 地球上のあらゆる場所は,人の暮らしと何らかの接点があり,そこにある自然の存在が価値あるものかどうかは,立場によって意見が異なります.すべてをまったく手つかずに保全することは不可能です.人の利用をどの程度まで押さえるのかを勘案する中で,自然保護区という選択肢が採用されていることは素晴らしい見識だと評価しなければなりません.

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素晴らしい写真集Xerophile

 表紙のコピアポアを見た瞬間に買ってしまいました.でも,中味は期待以上のすばらしいものでした.Xerophileとは不断あまり馴染みの無い言葉です.乾生植物とでも言えば良いでしょうか,これまた馴染みのある日本語がありません.副題のCactus photographs from expeditions of the obsessedは、(サボテンに)心奪われし者の探検旅行のサボテン写真集ぐらいの意味でしょうか.350ページのぶ厚い本ですが,そのうち320ページがサボテンのカラー写真というすごい本です.ひまを見て数ページずつ眺めるのが楽しい素敵な本です.著作権もあるでしょうから,中味を紹介出来ませんが,素晴らしい写真満載です.
キセロフィラ

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サボテン多肉in趣味の園芸2018年2月号

 趣味の園芸のサボテン多肉特集は,これまで何度もありました.わが国でもっとも発行部数の多い園芸雑誌で,そこに載った特定の種や品種に注文が集ることは,他の植物でも知られています.それだけ,この雑誌のインパクトはあるし,また記事を書く際に何をフュチャーするかはとても大事だと言えます.
 今回は多肉植物とサボテンがバランス良く取り上げられています.いくつかある記事の中で,人気,育てやすさ,希少で番付は,面白いですね.と言うのも,江戸時代の趣味の世界では,植物に限らずあらゆる分野で番付を作り,相撲の番付さながらの刷り物を出していました.
趣味の園芸2018Feb①
 マミラリア好きのボクとしては,希少サボテンの関脇にルエティ−があったのにニンマリ.でも全体としてサボテンを普及するのに,どうしてもっとマミラリアを取り上げないの?って気はしています.
趣味の園芸2018Fe②

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表紙を飾るルエティー

 CSSAのジャーナルの表紙をみてオッと思いました.大好きなマミラリア ルエティーです.今頃何の記事なのだろう,日頃はパラパラとめくってポイッと本棚に行く小冊子ですが,しっかりと読んでみました.
 記事の冒頭で,このルエティーは世界で最も広く栽培されているマミラリアではないかと書かれていて,なるほどなと思いました.確かにマミラリアに興味のない人でも,この特異な形状と美しい花に見せられ,一鉢持っていることが多いと思います.
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 約60年前,ルエティーが発見され世に認知されるまでの逸話が面白く,さらに1996年にPhytologia誌に初めて論文として記載されて以来,多くの人が自生地を探し求めて,ようやく最近になりの自生地が特定されたとのこと.決して広くないとは言え,安定して世代交替もなされ,開発されそうにない場所らしく,たちまち絶滅の危惧はなさそうとのことで安心しました.何より自生地の発見までに時間がかかったことで,その間に人工的に繁殖したものが行き渡り,野生株の採取の必要そのものが低くなりました.このことは,野生植物の保護を考える上で重要な視点だと指摘されていました.まったく同感です.
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それにしても掲載された自生地の写真は魅力的です.可能であればこの宝石をこの目で見たいものです.

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素晴らしいパキポジウムのドイツ語本

 素晴らしいモノグラフです.内容は,種ごとに地図上に示された分布,形態のスケッチと豊富な写真が添えられており,つらつら眺めてもとても役に立ちます.残念ながらドイツ語なので,文を読むのは苦労します.
 著者のWalter Röösliさんは,どうやら眼科医で実業家,要するにマダガスカルの植物について趣味で極めた方のようです.22回もマダガスカルに調査に入ったそうです.多くの研究者とも交流があるようです.
パキポ本
 ここに記載された種と分布を見て,前回マダガスカルで見たパキポジウムは本当に点を見たに過ぎないなと実感しました.また日本に入って来ている種がどれほどの確度を持っているのか知る良い手がかりになるなと思いました.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

本格的再開をめざして,あれこれ勉強中.

残された時間でどうサボテンと向き合うか思案中.

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