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マミラリア協会誌2024Feb号

 新しいマミラリア協会誌が届きました.この表紙の地味な金平糖マミは,M.nacoriensisM.standleyのシノニムです.花も咲いていないこんな地味なサボテンを堂々と表紙にするのは流石にマミラリア狂の雑誌です.今回の記事は,クルシゲラの解説,旅行記が2本,エスコバリアの解説,その他でした.
マミ協会誌Feb①2024
 中でもこのエスコバリアの解説記事が気に入りました.16種について解説していますが,内15種については写真もあり,納得の説明です.以前にボクが持っているルニオニーやベラがE.emskoetterianaになっていることを書きましたが,この種はUSAテキサス州およびメキシコのコアウイラ,タマウリパス,ヌエボレオンの3州に生息しており,それだけ種内変異の幅が広く,色々なシノニムができたようです.この記事を見ながら,知らぬ間にウチにはエスコバリアがかなり揃っているんだなと気づきました.
マミ協会誌Feb②2024
 マミラリア類に特化した雑誌ですから,毎回色々な人が持っているマミラリアの写真を見ることができます.そうするとその種が大体どんな変異を持っているのか,同時にこういう範囲のものを一つの学名のもとに理解しているのかが分かって来ます.

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アガベとアロエとソテツの本

 Shabomaniac!さんの本が出ることは知ってました.昨年末から書店を回ったのですが,田舎ではどこにも並んでいません.仕方なくアマでポチりました.アガベだな,アロエだな,ソテツらしい,ぐらいしか分からないボクにはとても勉強になる本です.
アガベの本202
 ボクにとってはアガベもアロエもソテツも沼ではなく,ただの水たまり,踏み込んでもバシャバシャと通り過ぎてしまう存在です.しかし,この本にある原産地の風景はとても素敵で,まだまだたくさん見てみたいなと思います.
アガベの本②202
 この本は,名品図鑑と銘打つだけあって,アガベとアロエとソテツにおける園芸的バリエーションの広さを余すところなく示しています.それにしてもどうしてアガベにはこんなに斑入り品種が多いのだろうか?と不思議に思いました.きっとそれなりの理由があるはずです.

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マミラリア協会誌 2023 Nov.

 マミラリア協会誌11月号の表紙は牡丹の舞です.自生地オアハカでの写真ですね。実際に見てみたいものです.今回も盛りだくさんの内容,まず前号に引き続きメキシコマミラリア紀行文.マミのウェインガルティアーナ,カレッティ,メラノケントラ,ラシアカンサ,キャンディダなど,さらにはテロカクタス,ネオベネシアなどの写真がある面白いフィールドツアーの記事になっていました.
マミ協会誌11月号①2023
 そして新しいマミラリアとしてM.monochrysacanthaの記事がありました.2023年つまり今年,Phytotaxaに載った新種です.美しい金色のカギ刺の小型マミです.グアナファトのSierra Goldaに自生地がある様です.これにはM.crinitaの亜種とする見解もある様です.自生地と栽培品の写真がありましたが,なかなか魅力的な姿ですね.
マミ協会誌11月号②2023.
マミ協会誌11月号③2023
 その他最近マミから分割されたコケミエアの記事があり,これについては引用された論文などと共に後日別途取り上げたいと思います.さらにはライティー,エスコバリア,ツルビニ,バハのマミラリアなどの記事が載っていました.この小冊子は,趣味家の書く記事がほとんどなので,個人の感想とか失敗談とかがあり,それに対して栽培が上手くできている人があったら情報をください等のエディターコメントがあったりと,とてもフレンドリーな内容です.

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マミラリア協会誌 2023 Aug

 表紙は,M.microheliaなのですが,国内でいう夕霧・朝霧とは随分と違う印象です.いくつかある記事の中で,気になったものを2つ紹介しておきます.
マミ協会8月①2023
 まずは「新しいマミラリア」という記事で,この10年余りで新たに報告されたマミラリアとして,M. bertholdii, M. rzedowskiana, M.occulta, M.breviplumosa, Cochemiea thomasiiが紹介されています.この中で注目したのは,下の写真はM. rzedowskiana,2017年に報告されたマミラリアです.石灰岩地帯に生えるマミラリアは珍しく,花も刺も美しい種です.
マミ協会8月②2023
 もう一つは「Cryptocarpic mammillaria」です.このCryptocarpicとは,cryptocarpic fruitすなわち隠果性果実をつくることを意味します.これは,通常の開花,受粉,果実(種子)形成を行うのですが,その果実が外に現れずに母樹の体内に長らく留まるものを指します.その生態的意義は色々と議論されていますが,この点はまた別の記事で詳しく述べることとして,マミラリアの中では,Longiflorae列およびLasiacanthae列などの種に見られます.この報文では,ルエティ,テレサエ,ヘルナンデシー,サンチェスメホラダエ,ペクチニフェラ,ソリシオイデス,ヘルモサナ,ベルトルディ,ブレビプルモサ,ナピナ,サボアエ,デヘルドチアーナ,雲峰,蓬莱宮,フィットカウイなどがこれに当たるとしています.確かにいずれも穿り出さないと種子が採れないものです.ただ経験的にではありますが,種子発芽が難しいものとそうでもないものが含まれていますね.発芽困難種については,有効な発芽促進法の開発が望まれます.

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マミラリア協会誌2023 Feb.号

 マミラリア好きにとってイギリスのマミラリア協会は,頼りになる情報源です.昨今web上で無料で読むことのできるサボテン関係雑誌は多数あるのですが,やはりマミラリアに特化したといえばこれです.先日この小冊子をお供に短い電車の旅,30頁余りのボリュームがちょうど良かったです.
マミ協会2023
 内容は,分類や自生地の詳しい記事から,私のマミ自慢的なくだけたものまで,いかにも同好会らしい内容です.しかしなかなか侮れないのが,下のようなマミの自生地の写真,興味深いものばかりです.
マミ協会②2023
 会員になると過去の雑誌のアーカイブがPDFで取れるので,それなりの価値があります.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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