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またメキシコ? 

 今日から1週間ほどメキシコへ出掛けてきます.またサボテン見にゆくの?と言われそうですが,そうではありません.植物の輸入をする友人のお手伝いに行くのです.ですから残念ながらカクタスツアーではないのです.とは言えそこはメキシコ,街中にせよ道端にせよサボテンを目にする機会はあるでしょう.もし面白い写真撮れたらそれはそれで個別に記事としてアップします.今回はこれまでとは違ったメキシコを見る良い機会にもなるかなと期待しています.
メキシコ行き2023
 そんな訳で来月初めまでしばらくブログはお休みです.小春日和が続きますが,お日様の力は随分と弱まってきましたので、ハウスは締め切って出かけます.帰ってきたら師走,色々やらなければならないことが迫って来ます.残りの師走の日々をしっかりと過ごさないとね..

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フンボルディのかわいさ

 フンボルディいわゆる春星には多様な園芸品種があり,姫春星,仏頭姫春星,白雪姫,春星綴化など色々なものが流通しています.それぞれ特徴があって素敵なのですが,白雪姫タイプが最も白く赤い花が映えます.大体白雪姫タイプはやや早咲きの傾向があり,ウチではこの株が毎年一番先に咲いてきます.
フンボルディ−2023
 春星のタイプは色々でも花の様子は皆同じですね.濃いピンクの丸弁がかわいく,緑がかった雌しべも良いアクセントになっています.春の星という名前の通り,これから来春までずっと咲いてきます.
フンボルディ−花2023
 確か昨年も交配したはずなのに,なぜか種子は採れませんでした.今シーズンは再度交配を試み,増やせるようなればいいなと思います.

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牡丹の季節が去って

 紅葉シーズンが終わる頃,賑やかだった牡丹類の棚がひっそりとしてきます.来年の成長シーズンまで牡丹類は静かな時を過ごします.この霜月のハウスを明るくしてくれた面々を少し振り返りましょう.
 アガベ牡丹,今年は砂利に埋める栽培ですっかり元気.たくさんの花を咲かせてくれました.
アガベ牡丹①2023
アガベ牡丹②2023
 花の美しさを指標に交配した玉牡丹たち.大体想定したような花になりましたが,もう少し外側の花弁に色がついたらなと思います.
美玉実生2023
 白花の姫牡丹,ウチに来て10年以上経ちます.接木で育成したものですが,時間と共にだんだん風情も出てきました.
白花姫牡丹2023
 そしてシーズン終わりかけに咲いた連山.何やら儚げな花です.
連山2023
 牡丹のシーズンが終わるといよいよ冬に向けて季節が駆け足をはじまめます.気温の低下より先に日照の減少が起きるのですが,これがなかなか感覚的に掴みにくいものなのです.冬の光を大切にしながら,サボテンたちを見守って行きます.

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コウモリ媒花のサボテン

 柱サボテンの仲間の花の形はかなり独特でしかも似通っています.このことには当然理由があるはずで,送粉者と関係があると容易に想像できます.この論文は,コウモリ媒花を持つとされるブラジル東部原産の6属14種の柱サボテンを野外で観察するとともにその花の形態を詳しく調べ、その関係性を見たものです.
コウモリ①2023
 元々蜂などによる虫媒花からハチドリ媒花へそしてコウモリ媒花へと進んだと考えられ,それに伴い花の構造,開花時期,花弁の色などがそれに適応したものへと進化していったとされます.コウモリ媒花のサボテンの花は、がっしりとした弾力性ある花筒,大きく開いた開口部を持つ花,夜咲き,密の供給,白い花弁などの共通点があります.ラッパ状に開き,花冠が平べったく,おきな白い花ってことでしょうか.確かに皆よく似ています.
コウモリ③2023
 これらの花に来るコウモリは花の前をホバリングして一瞬花の中に頭部を突っ込んで吸密するようです.花の大きさやコウモリの大きさなどから,吸蜜の際に顔面だけに花粉の着くもの,頭部全体に着くものなどがあるようです.なお昼間も開花している一部の種ではハリドリが訪花することも観察されるとのことでした.
コウモリ②2023
 なぜこんな事を調べたかというと,今年の初夏何度か外の袖ヶ浦などが一斉開花しました際に,何度か朝に不自然落下した開花当日の花を見たからです.袖の花は結構しっかりしていて,簡単には取れません.これは花の先端に何かが乗っかりそのせいで捥げて落ちたものと思われました.早朝にカラスが来た?でもカラスに魅力的なものではなさそうです.もしかしてコウモリかと思いましたが,証拠は掴めていません.

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キリンの園ぬくぬく開始

 先日のパキポの寝床の記事を載せましたが,同時にキリンの園の保温作業も進めていました.キリンの園はパキポにように寝るのではなく,休むことなく動かすためのトンネルです.当面はトンネルの肩を少し開けて換気して管理します.以前に記事にしたように,厳冬期はさらに上からシルバーポリトウを被せます.これにより,無加温ビニールハウスでもキリン接木株たちは休むことなく成長を続けます.夜は最低5℃あれば十分で,たまに0℃付近になっても大丈夫です.それよりも昼間の温度を上げて管理するることが肝要です.
ぬくぬく①2023
 古ビニルの使い回しなので随分と汚れていますが,これが良い具合の遮光になっています.今年も400本余りのキリン接苗と来年の親株がこれら2つのトンネルに分かれて冬越しします.
ぬくぬく②2023
 中にはキリン以外も若干避難して来ており,雑居ビル化していますが,これは趣味の園芸では仕方のないこと,それぞれの健全な成長に十分気を遣いながら,春まで過ごしてもらいましょう.

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プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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