パキポの授粉は簡単です

 パキポディウムの種取りは難しくありません.自家受粉も出来ますが,他家授粉つまり他の株の花粉を付けた方が,種子の充実は良さそうです.授粉のさせ方にちょっとコツが要るだけ.ネットでは秘密主義を横行していて,怪しげな情報が載っています.サボタニ界の悪い所です.
パキポ説明
 まず花弁を立てに割きます.すると樹液が吹き出て来るのでティッシュで吸い取ります.次に爪楊枝で三角形の葯の一つを外すと花柱が見えます.写真は分かり易いように完全に縦に切ってあります.花粉(POと表示しています)はこの三角屋根が集った内側にあります.これを爪楊枝の先ですく取り,同じように内側をむき出しにした別の株の柱頭に付けます.ポイントは柱頭の位置です.花柱の先っぽではなく,写真で示したような花柱の先っぽから少し下がった所です(STの矢印の先).これさえ分かれば誰でも簡単に種が採れます.特別な道具は必要ありません,100均の爪楊枝さえあれば.
パキのタネ

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伝統園芸第4巻はロフォフォラとコピ

 これまでも何度か紹介して来た伝統園芸という雑誌,この秋に第4巻が発売されました.この巻で紹介されているサボテンは,ロフォフォラとコピアポアです.どちらも好きなサボテンですから,興味深く読みました.ロフォフォラの地方変化については,村主さんの持論が展開されています.本当は現存する多様な種の分布は多分に人為的拡散によるものだともう少しはっきり書きたかったんじゃないかなと思いましたが,押さえたトーンになっています.コピアポアの方は,コレクターの記事に興味を引かれました. Schulzさんの本に紹介されていた方以外にも日本にこんなコアな方がおられるということに少しビックリしました.それにしても流石難物コピくん,作り方のポイントはそれぞれ人に依って主張が違うなと改めて思った次第です.
伝統園芸第4巻①
伝統園芸第4巻②

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三河サボテン園さん2017秋

 先日,三重に出張のついでに名古屋に行き,三河サボテン園さんに寄って来ました.ちょうど牡丹の季節で,綺麗な花が随所に咲いていました.いつもながらたくさんの実生がなされています.
 持って行ったマダガスカルの写真など見てもらいながら,色々とお話をお伺いしました.また以前からお会いしたかった方とも会えて,足を伸ばした甲斐がありました.三河には熱心に種取りをされる趣味の方が多くいらっしゃるようです.業者と趣味仲間のコラボが上手く回っている,このことが日本のサボテン界の底力を形成していると思いました.
三河2017秋①
三河2017秋②
三河2017秋③
 今回のお持ち帰りはこれです.ウチにはこの紅葉系がおり,何度か‘カニ’と呼んで紹介して来ました.紅葉も良いのですが,出来たら紅葉の入らないものでより大型のものを作りたいなと思っていました.そのためには青ものが欲しかったのです.
三河2017秋④


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マダガスカルの旅⑯まとめ

 今回初めてのマダガスカル訪問.その第一義的目的は,とにもかくにもパキポジウムの生育地を見ることでした.その意味では十二分に目的は達成されました.また訪問した場所は生育地全体から見れば点を見たようなものですが,十分な数の植物があり,ちゃんと世代交代もされていることが分かり安心しました.その上で今のパキポジウムの輸入状況をどう見るか,ということです.今回現地で見聞きして輸出のプロセスにも問題がないわけではないことも分かりましたが,需要のある所に向けてモノが動くことは避けられないことです.ただ,日本いる園芸関係者としては,山取りに頼ることなく需要を賄うために何が必要か,その課題をしっかり捉えて技術的な解決を図らねばと思うのです.今年は少しパキポに取り組んでみようかなと,長い飛行機の中で思いながら帰ってきました.
まとめ

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マダガスカルの旅⑮ウチワサボテン

 マダガスカルは約一億年前にインド大陸から分離して以来,島大陸として孤立してきましたから,さまざまな固有の動植物がいます.このような地勢にあるマダガスカルですから,サボテンは人が持ち込んだものです.最初はポルトガルがその後イギリス,フランスがこの国を植民地にします.この過程でフランス人がウチワサボテンをここへ持ち込んだと言われています.最初は,居留地の周りに防御の意味でサボテンを植えたとも聞きました.今はいたるところにオプンチアが生えています.道すがら幾種類かの異なるオプンチアを見たので,数種類以上が持ち込まれていることは確実です.しかし家畜のエサになる以上の積極的活用はないようです.少なくともメキシコの様に園芸的に生産し,サラダ食材などにはしていないと思われます.面白いことにこのシリーズ最初の頃に書いたホウシャカメも現在はウチワサボテンを大切な植材としていることです.かつては乾期にカランコエを食べていたものが,ここ数百年で生態系の中でめっきり数の増えたウチワサボテンをしっかり食べるようになったということのようです.
マダ⑮−1
車から撮ったので手前はブレてますが,至る所にこんな感じで生えています.まるで原生地のようです.
マダ⑮−2

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

本格的再開をめざして,あれこれ勉強中.

残された時間でどうサボテンと向き合うか思案中.

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